そんなこんなで、目論見通り、沖縄に来て1カ月もたたないうちから順調に沖縄でのネットワークを拡げていったのですが・・・、
私と名刺交換をさせていただく方々が、「ああ」とか「ほぉ、ほぉ」という顔つきになるのです。
そしてついに、某社A社長が「ああ、あなたが東京から来た永井さんですね。話はよく聞いています」とおっしゃるではありませんか。
初対面の方にそんなこと言われるとどきっとしますよね。
「島の噂はインターネットより早いさー」
沖縄映画『さんかく山のマジルー』(中江裕司監督、2009年公開)で、島に出戻ってきたヒロインに投げかけられるセリフだが、まさにそのことを地で体験してしまったのです。
その後、噂の出所は、某社S常務だったことがわかり、しかも「今度、東京から面白い男が来たので、力を貸してやってください」となぜか熱烈推薦モードでバズしていただいたことから、行く先々で歓迎モードで受け入れてもらえたのでした。
それにしてもなぜ、初対面の人間にそんなによくしてくれるのか?
周囲の人に尋ねると「Sさんは、ナイチャー(内地の人。沖縄以外の日本人)が好きだからなぁ」とか「神人(カミンチュ。シャーマン)系だからカンじゃないの」と答えてくれました。
Sさん本人に尋ねると「永井は沖縄を愛して、沖縄に貢献してくれそうに感じたから」とやはり神人系なカンだったようです(^ ^;
沖縄の産業界にすんなり溶けこんでいけたのは、沖縄で絶大な信用力を持つSさんのおかげだったという顛末。
なにか実績をだした上での紹介・推薦・身元保証は東京でもあり得ると思うのですが、こういう突拍子もない展開が、沖縄の不思議なのです。
そしてさらに、そうやって生じた縁を深化させる装置が沖縄のそこここにあったのです・・・
沖縄コネクション#3(お酒)に続く・・・
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